百均商品をベースに結束バンドを使って何が作れるか。アイディアはむしろ制約があるところから生まれてきたりします。意外なものが組み合わさって意外なものができた時の喜びを分かち合えたらと思い、ここにわずかばかりのノウハウを公開することにしました。ご興味があれば、是非お試しください。

結束バンドについて

本来、樹脂製の結束バンドはケーブルを束ねる配線材料ですが、様々な部材の接合にも使えます。輪にしてギュッと引っ張るとロックされ、二度と緩みません。解除の手段は切断だけです。どんな部材でも瞬時に強力に接合できるため、手早い工作が可能です。接着剤のように、硬化に時間を要しませんし、劣化しないため、耐久性にも優れています。 


接着剤は手や周りを汚しますし、接合できる部材も限られています。その点、結束バンドは部材を選びません。引っ掛けるところさえあればどんなものでもOKです。下の車は金属・軟質プラスチック・硬質プラスチック・ゴムでできていますが、すべて結束バンドで接合されています。50ミリ長の結束バンドを使えば、このようにかなり小さなものでも作れます。



結束や接合の他にも用途はアイディア次第。中には結束バンドで自転車用のスパイクタイヤを作るツワモノもいます。


結束バンドにはいろいろな長さがあります。百均ショップで売っている白色の100ミリ長と150ミリ長があれば、ほぼ用は足りますが、工作の幅が広がるにしたがい、色付きや他のサイズを揃えるとよいでしょう(ホームセンターや東急ハンズで売っています)。とにかく安価ですから、気兼ねなく使えます。

最も一般的な100ミリ長・150ミリ長

ホームセンター等で売っているさまざまなタイプ

通常の結束バンドは一度結束すると、もう戻せませんが、繰り返し使えるタイプもあります。仮締めして具合を見る時には便利です。



結束バンドの保管には、仕切りが調整できるプラケースが重宝します。ホームセンター等で売っています。


それと、これは結束バンドの最大のメリットだと思うのですが、部材は何度でも使い回しができます。結束バンドをニッパで切断すればいいだけです。接着剤ではそうはいきません。